オイルポンプジグ



ショベルのオイルポンプは,エンジンに取り付ける前に,このジグでならし運転,油圧点検,リリーフ動作確認します。最初にオイルが出てくる低圧側の穴はロッカーアームやタペットブロックに送られ,油圧高圧時の左の穴は,リリーフバルブが開き,カムカバーからピニオン,そしてクランクピンまで流れます。長期保管でのリリーフバルブの固着やヘッドやタペット周りの油圧抜けで,クランクにはオイル回らなくなり­レース焼き付きや,ベアリング破損はよくあります。ガスケットのメーカー違いで,動きが渋くなってキーが飛んだりたり,厚すぎての油圧抜けもあります。

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